環境方針
当社グループは、社会資本整備を担う企業として、「社会の求めるものに応えることを通し、社会に奉仕する。このため会社はその存続発展をはかるに足る相応の利益を挙げる。」という経営信条のもと、社員一人一人がSDGsの理念を共有し、環境負荷低減に向けての事業活動と付加価値の高い景観商品を提供することにより、地球環境保全と経済活動が両立する持続可能な社会に貢献する企業を目指す。
- 当社グループの事業活動において、環境負荷の低減に取り組む。
- 環境保全に関わる法規制及び同意するその他の要求事項を遵守する。
- 環境に配慮した舗装材料・工法等の技術開発の推進と、当社グループの環境景観商品(リ・タンスイシステム、パーミアコン等)を積極的に提案し普及に努める。
- 環境目標を策定し、定期的に見直しを行い、継続的に改善する。
- 環境方針は、全従業員に周知し、方針の公開等情報の開示に努める。
カーボンニュートラル社会の実現
CO2排出量削減目標(Scope1+2)
当社グループは、「CO2排出量削減目標(Scope1+2)」として、2030年度のCO2排出量を2013年度比で46%削減と定め、様々な取り組みを推進しており、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
CO2 | 2013年度 | 2030年度 |
---|---|---|
直接排出量 | 23,070 t | 12,457 t |
間接排出量 | 4,352 t | 2,350 t |
全体排出量 | 27,422 t | 14,807 t |
削減率 | ― | 46 % |
CO2排出量削減の取り組み
中温化アスファルト混合物の利用推進
中温化アスファルト混合物はアスファルト混合物と比較して、製造時に10℃以上の温度低減を行うことができ、その効果として、CO2排出量の削減、省エネルギー化が見込めます。当社グループでは、フォームドアスファルト装置(中温化アスファルト混合物の製造設備)を順次導入しており、中温化アスファルト混合物の製造ネットワークを拡大していきます。
省エネルギー設備の導入
当社グループの事業において、製品等販売部門のCO2排出量はグループ全体の約80%を占めており、合材工場のCO2削減は不可欠であるため、以下の省エネルギー設備の導入を図っております。
・フォームドアスファルト装置
・使用燃料を重油から都市ガスへ変換
・省エネルギー型効率バーナー
・排ガス熱量を有効利用する設備
・負荷エコノマイザー(節電システム)
・大容量モーターのインバーター制御
再生可能エネルギー利用拡大
当社では、横浜アスコンに大規模なソーラーパネルを設置しており、工場全体の電力の約10%を賄っております。また、使用電力におきましても再生エネルギー(太陽光、水力発電、地熱発電等)由来のグリーン電力を関東・中部圏で使用しており、今後は地方へ積極的に展開してまいります。