サステナビリティ SUSTAINABILITY

CPコンクリートコンソーシアム

NEDO グリーンイノベーション基金事業
「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」に参画

グリーンイノベーション(Green Innovation:GI)基金事業とは

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に基金を造成し、野心的な目標にコミットする企業等に対して、最長10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。

GI基金事業「 CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」

コンクリート製造時における CO2排出量の削減・固定量の増大とコスト低減を両立する技術の開発と、セメント製造過程での効率的な「 CO2分離・回収技術の確立及び改修した「 CO2のセメント原料化に向けた一体的な技術開発を推進し、社会実装モデルの構築を目指すプロジェクトです。
「佐藤渡辺」は、コンクリート由来の産業廃棄物にCO2を固定化させた「CARBON POOLコンクリート」を舗装技術に応用する研究を行っています。

※大成ロテック(株)、日本道路(株)と連携して実施

CARBON POOLコンクリートとは

コンクリート由来の産業廃棄物にCO2を固定化させるという地域内資源循環を構築した材料の製造から、建造物などの引き渡し後もCO2固定量や削減量の最大化を両立したコンクリートのことです。

NEDO事業「CARBON POOLコンクリートの開発と舗装および構造物への実装での取り組み

NEDO事業「CARBON POOLコンクリートの開発と舗装および構造物への実装での取り組み

NEDO事業「CARBON POOLコンクリートの開発と舗装
および構造物への実装」テーマ間の連携について

社会実装に向け、産学が連携して技術開発を行っています。

CARBON POOLコンクリートの開発と舗装および構造物への実装

2022年1月 NEDO採択
研究開発項目1・2の実施先として株式会社安藤・間を幹事企業とするコンソーシアムによる
CARBON POOLコンクリートの開発と舗装および構造物への実装

委託先:
「株式会社 安藤・間」「株式会社内山アドバンス」「灰孝小野田レミコン株式会社」
「大坂兵庫生コンクリート工業組合」「一般財団法人電力中央研究所」
「大成ロテック株式会社」

CARBONPOOLコンクリートの用途


NEDO グリーンイノベーション基金事業CO2を用いた
コンクリート等製造技術開発プロジェクト

実施期間:2021年度~2030年度(予定) / 事業総額:567.8億円
実施テーマ:
(1)コンクリート分野
【研究開発項目1】CO2 排出削減・固定量最大化コンクリートの開発
【研究開発項目2】CO2 排出削減・固定量最大化コンクリートの品質管理・固定量評価手法に関する技術開発
(2)セメント分野
【研究開発項目3】製造プロセスにおける CO2 回収技術の設計・実証
【研究開発項目4】多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立