技術・商品情報 TECHNOLOGY & PRODUCTS

当社の特殊工法紹介

縦取り機を使用したコンクリート舗装

コンクリート舗装の材料供給は、従来、コンクリート横取り型供給ベルコンで対応していたが、コンクリート縦取り型供給機械の活用により、同一車線で一連の作業が行えることとなり、隣接車線を通行帯とすることで交通の円滑化が図れるます。また、鉄筋運搬台車を縦取り機械直下で牽引することで、鉄筋の運搬、間配り等の準備工における労力が軽減され、コンクリート舗設と鉄筋組立てを同時に行うことで作業の効率化が図れます。

自走式アスファルト注入車による注入工法

セメントコンクリート舗装の修繕工法としてアスファルト混合物によるオーバレイ工法が用いられますが、この工法では、施工後、コンクリート舗装版の目地部や既設コンクリート舗装版のクラックに沿ってリフレクションクラック(ひび割れ)の発生が多く見受けられます。
このリフレクションクラック(ひび割れ)対策として、既設コンクリート舗装版の下に生じた空隙や空洞に注入材を圧入充填してコンクリート舗装版を安定させる工法(アンダーシーリング工法)が用いられます。
使用する注入材にはセメント系とアスファルト系の二種類がありますが、セメント系の注入工法では施工後の養生期間が2~3日必要なことや狭い空隙に充填が難しいことから、現在ではアスファルト系の材料を注入するアスファルト注入工法が主流となっています。

自走式アスファルト注入車による注入工法

スリップフォーム工法(早期交通開放型コンクリート舗装工)

早期交通開放型コンクリート(1DAY PAVE)を用いたスリップフォーム工法によるコンクリート舗装工です。本技術は、コンクリート舗装版の交通開放までに要ずる期間を1日と大幅に短縮できるため工程短縮が図れます。

スリップフォーム工法(早期交通開放型コンクリート舗装工)

パーミアコン(ポーラスコンクリート舗装)

パーミアコンは、セメント、骨材、水、バインダーの特殊配合と、特殊施工によって優れた透水性、保水性、通気性、耐久性をあわせ持つコンクリート舗装です。
私たちの環境を足もとから快適にできます。各地でたいへんご好評をいただいています。

リ・タンスイシステム(プラスチック製雨水貯留浸透処理施設)

プラスチック製雨水貯留用滞水材を利用して、地下に雨水の貯留・浸透槽を構築し、地下貯留水の再利用や、雨水の地中還元、敷地内雨水の流出抑制、上部敷地の駐車場化・公園化など、多方面で役立つシステムです。
施工が短期間なので、建設コスト低減にも寄与します。

ハイドロミリング(超高圧水ウォータージェットシステム)

既存のコンクリート構造物に対して、超高圧水噴射による効率的なコンクリート除去を実現する特殊工法です。
旋回、揺動、衝突など現場に合った様々なノズル運動方式を採用し、品質向上に貢献いたします。

植生護岸用パーミアコン工法(ポーラスコンクリートによる多自然型護岸工法)

植生護岸用のポーラスコンクリートを施工し、品質の安定した多自然型護岸を短期間に構築できる工法です。

省管理雑草抑制型芝草(雑草の発生や侵入を抑制する芝草)

省管理雑草抑制型芝草は、環境適応性に優れ、アレロパシー作用(他感作用)によって雑草の発生や侵入を抑制する時代のニーズに応える驚異の芝草です。

サーモスカラー(廃瓦を再利用した景観舗装)

サーモスカラーは廃瓦を粉砕、粒度調整して再資源化したものを骨材として使用した景観舗装です。瓦材の持つ高い保水性、自然でやさしい色合いをそのまま活かしています。用途に応じて、コンクリートタイプ、透水タイプ、クレータイプがあります。

SWヒートミックス(仮復旧用現場加熱式アスファルト混合物)

SWヒートミックスは、ガス、電気、水道などの小規模復旧工事の仮復旧材料として開発された材料で、ポットホール等の小規模の舗装補修にも適用可能な技術です。一般的な加熱アスファルト混合物に特殊添加剤を加えた配合となっており、アスファルトプラントで製造され袋詰めで保管されます。
施工は、袋詰めされたSWヒートミックスを電気で約2時間、袋ごと専用の加熱ヒータで90~110℃程度まで加熱することで、固まっていたSWヒートミックスがほぐれ、一般的なアスファルト混合物と同様に敷き均し、締固めが可能となります。