植生護岸用パーミアコンEP工法
ポーラスコンクリートによるダム湖法面浸食防止工法
近年、ダム湖では土砂の堆積により貯水量の低下が問題となっています。
この原因としては、降雨による上流側からの土砂流入や、LWL~HWL間の波動による水際の浸食および吸出しでの法面崩壊等が考えられます。
佐藤渡辺では、ポーラスコンクリート舗装(パーミアコン)の技術を応用した「植生護岸用パーミアコンEP工法」によるダム湖の浸食防止、崩壊防止をご提案致します。
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特性と効果
「植生護岸用パーミアコンEP工法」は、植生護岸用パーミアコン工法にて使用する植生護岸用ポーラスコンクリートを用い、コンクリート本来の特性である”強度”により地山を安定させる役割と、ポーラスコンクリートに造られる多くの”連続空隙”により背面の間隙水圧を低減させ、吸出しを防止する役割を有します。
また、ポーラスコンクリートの”連続空隙”によってコンクリート上に植生が可能となりました。さらに骨材径を変化させることにより草丈をコントロールし、環境にも配慮したダム湖法面浸食防止工法を実現しました。
急勾配にも対応
低スランプのため急勾配での施工が可能です。
地山の浸食、崩壊防止
ポーラスコンクリートの強度で地山の浸食、崩壊を防ぎます。
吸出し防止
背面に不織布を施すことにより吸出しを防止します。
ドレーン効果
ポーラスコンクリート自体にドレーン効果があります。
構造
基礎構造、梁構造のどちらでも施工が可能です。
新設、メンテナンス
新設工事からメンテナンスまで施工が可能です。
品質
・生コン工場で練り上げ出荷するので品質が極めて安定しています。
・優れた透水性を確保します。
・用途に応じた強度を実現します。
・耐用年数は普通コンクリートと同様です。
植生護岸用パーミアコンEP工法の標準施工図
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