セラホワイト
明色高耐久型石油樹脂系舗装
一般的にトンネル内舗装は、耐久性や明色性を確保するため、コンクリート舗装が多く採用されていますが、積雪寒冷地のトンネルでは冬期にタイヤチェーンを装着した車輛が走行するため、タイヤチェーンによる摩耗わだち掘れが発生します。
コンクリート舗装のわだち掘れ補修工法としては、薄層コンクリートや半たわみ性舗装による切削オーバーレイなどがありますが、加熱アスファルト混合物の切削オーバーレイと比較して、養生期間の確保が必要になり工事期間が長くなること、摩耗が速く補修サイクルが短くなることなどの課題点があります。
セラホワイトは、トンネル内舗装の補修材料として開発された明色高耐久型石油樹脂系混合物を使用することで、工期短縮が可能となり、耐摩耗性に優れた補修を可能とします。
特性と効果
明色高耐久型石油樹脂系混合物
混合物には、白色セラミック骨材、白色顔料、特殊バインダなどの特殊材料を使用します。
特殊バインダは交通量により可撓性エポキシ樹脂と脱色アスファルトとの複合バインダまたは改質Ⅱ型脱色バインダを使用します。
高耐久
水密性に優れており、耐久性があります。
耐摩耗性、耐流動性に優れている
耐摩耗性、耐流動性に優れており、わだち掘れやひび割れが発生しにくい。
工期が短い
薄層コンクリート舗装などに比べ日施工量が大きいため、施工日数の短縮が可能です。
早期交通解放が可能
一般のアスファルト舗装と同様に、短時間の養生で交通解放が可能です。